紋別でハンバーガー？ ちょっと興味が湧いたので食べに行ってみます。
■14:00 昼食 DINER GIBSON
紋別市立博物館へ行く途中に、ハンバーガーのお店がありました。何だかアメリカを感じるんですよね。北海道の紋別市でアメリカ？ ダイナー？ と不思議に思い、お昼には遅いですがハンバーガーを食べに行ってみます。
入ると混雑してました。お店はあまり広くはなくて、テーブル席が20人程度？ そして、8人前後と思われる男性の団体客が座っていて、それでお店の半分は埋まってます。ひとりなので、3席くらいしかないカウンター席に座らせてもらいました。店主の女性がひとりで切り盛りしているようで、少し時間がかかりますとのこと。まあ、急ぐ用事もないので待たせてもらいました。
男性の団体客はオートバイ乗りで、ご近所さんまたは常連さんのようです。今日は日曜ツーリングか何かで食事をするために立ち寄った様子でした。彼らの会計が終わって、やっとこちらの順番が回ってきました。この時点で客は、自分とカップルが1組。そのあとで女性グループ、家族連れが入店してきました。もっと寂しい感じなのかと思ったら、適度にお客さんがいるようです。
オーソドックスにバーガー、ポテト、コーラ(1,040円)を注文。お店のインテリアとしてアメリカ雑貨が大量に飾られていて雰囲気はバッチリです。そして、個人的に嬉しいのはハインツのケチャップとマスタードが、テーブルに置かれていること。このセットはハンバーガーには絶対に必要です。ポテト(フレンチフライ)の存在意義について、ポテト好きとは意見が合わないと思いますが、ポテトはケチャップを食べるために存在する！と確信しています。そして、その食べ方で一番美味しいのはハインツです。
バーガーもポテトも美味しかった。懐かしい瓶コーラも良かった。店内のインテリアも良かった。店主の接客も良かった。良くなかった点があるとすれば、東京からは遠いことです。
■15:30 紋別市立博物館
博物館に行く途中の道路横に立っている気温計が、今は20度と表示しています。連日35度を超える東京から、涼しい紋別に飛行機に乗って来て良かったと思います。
そうそう、文化的な体験・知識に触れるのを忘れてました。常設展とか企画展とか、何をやっているのか全く情報がありませんが、とりあえず紋別市立博物館に行ってみます。
紋別市立博物館の入り口には「ミニ展示：紋別と将棋の関わり」と掲示されています。紋別と将棋は何か関係があるんでしたっけ？ 折角なのでそちらの展示も見てみましょう。
なんと入館は無料でした。
紋別と将棋にどのような関わりがあるのか不思議でしたが、今年の5月に名人戦第5局がオホーツクパレス紋別で行われていたんですね。藤井名人と豊島九段の対局が、ここ紋別であったとは知りませんでした。ニュースは見ているはずなのですが、紋別と結びついていませんでした。どちらかというと、食事やオヤツに何を食べたのか、その視点が大きく取り上げられていたように思います。
お二人の等身大(だと思います)パネルが展示されていましたが、これは二人の間に入って記念撮影しても良かったのかもしれません。
常設展は、紋別の以前の暮らし振りが分かりました。
そして、廃線となってしまった国鉄名寄本線の展示もありました。
無人駅が多い名寄本線の中で、紋別には駅員がいたことが分かります。昨年、宿泊したホテルオホーツクパレス紋別近くのオホーツク氷紋の駅には、紋別駅の史跡表示がありました。オホーツクパレス紋別は1960年創業とのことなので、その時はまだ国鉄が走っていたことになります。
今日は紋別プリンスから、美はらしの丘、イオン、ダイナーギブソン、紋別市立博物館と歩いて来て少し疲れました。ホテルに帰って少し休憩しながら、その後のことを考えることにします。
■19:00 夕食 セイコーマート
と思っていたら、外は暗くなって来てしまいました。夕飯をどうするか考えてませんでした。ホテルのレストランに行くか、それとも今日もはまなす通りにするか、または違う店を探すか。
でも、ここは北海道でした。セイコーマートにお弁当や惣菜があるはずです。一番近い紋別港町店にはホットシェフの表示が無いため、紋別緑町5丁目店まで行ってみました。
暗闇に浮かぶ明るいセイコーマートが頼もしく見えます。
カツとじ、ひじき五目煮、大根の粕漬け、ジュースなども買って900円でした。さてさて、夕食を確保したことですし、ホテルに帰りましょうか。往復で2kmくらい歩きましたが、散歩には丁度よい距離でした。
もう真っ暗になってますし、今日はここまで。涼しさが名残惜しいですが、明日は東京に帰る日です。荷造りをしなくては。
