ロマンスカーに乗って、箱根へ行ってきました。
今回は、箱根湯本の街をウロウロするだけの予定です。
2ヶ月前、新宿の小田急トラベルで、宿泊とロマンスカーのパック旅行を購入しました。箱根の旅行といえば小田急トラベル、なぜかそういう風に行動がパターン化しています。パック旅行を予約して、ロマンスカーが確保できたら切符を受け取りに行きます。2回も行かなくてはいけないのですが、切符購入から既に旅行が始まっているので、少しワクワクしています。
■ロマンスカーカフェ
小田急新宿駅にロマンスカーカフェができたので、せっかくなので朝ごはんを食べました。ロマンスカーの線路端にあるため、正面から顔を見ることができます。ロマンスカーの顔を見ながらパンを食べていると、段々と旅行気分が盛り上がります。
今日のロマンスカーはVSE5000形です。この車両は初めてなので、内装がどうなっているか楽しみです。
先頭車両です。色使いのせいなのか、古い車両(LSE7000形)よりも少し幅があるように感じます。
展望席は取れませんでしたが、そのすぐ後ろの席が取れました。足元が広くてユッタリとしています。
展望席に座っていたのは、小さな男の子を連れた三世代の家族連れでした。そういえば、最初に展望席が取れた時、うちも子供が小学生低学年だったと思います。子供料金を払う(子供がいる)方が優先されるのかもしれません。
今回、展望席に乗った男の子も、景色を楽しんで電車大好きな子供になってくれるといいな、と思います。
喉が渇いたので緑茶をもらいました。こんな洒落たガラスのグラスでしたっけ?以前は、紙カップで出てきたように記憶しているのですが。
■箱根湯本
景色を見ているうちに、箱根湯元の街が見えてきました。新宿から1時間半、あっという間です。
以前、東京の新宿駅より西に行くことは滅多にありませんでした。行くといえば、「ロマンスカーで箱根」がほとんどでした。その頃、自分の感覚としては、新宿の次の街は箱根でしたね。仕事で何度か町田や厚木に行くことがあり、さすがに今はそんなことはありませんが。
箱根湯本の街を流れる早川。箱根に来ると、いつも必らず早川の流れを眺めます。なぜか落ち着くんですよね。
騒ぐ人は見たことがありません。散歩する人、河原で座っている人、写真を撮る人ばかりです。
■お昼は豆腐
箱根湯本駅前のお土産店に「山安箱根湯本店」があります。美味しそうな干物がたくさん店頭に並んでいますが、猫も並んでいます。店舗の横に「味見コーナー」があり、小さく切られた干物を自分で焼いて「味見」することができます。
味見する人間のおこぼれを狙って、待機する猫達。強引に遊ぼうとすると逃げますが、猫に合わせてあげれば撫でることもできます。
お腹が空いてきたので、お昼のお店を探して湯本の街をぶらぶら。
どこも混んでいて、お店の外にも行列ができていたました。そんな中で見つけた、古民家風のお店が、知客茶屋(しかぢゃや)です。
湯葉豆腐膳を食べましたが、とても美味しかった。
先付けのわさび味噌奴。
そして、湯葉、がんもどきがお膳に乗ってきました。
2,000円近いお値段がしましたが、とても美味しかったし、店内も懐かしい日本の家でいいお店でした。箱根湯本に行ったら、また食べたいと思います。
■北原おもちゃミュージアム
北原おもちゃミュージアムは、テレビ東京の番組「なんでも鑑定団」に出演している北原さんのコレクションを展示する博物館です。箱根湯本駅の裏側、山道を5分ほど登ったところにありました。
おもちゃだけかと思ったら、レコードも大量に展示されていました。ジャケットを眺めると、懐かしいものが何枚も。
写真を撮らなかったので、オフィシャルサイトの画面を載せておきます。
■湯本富士屋ホテル
そんなこんなで、やっと宿にチェックイン。今回は、湯本富士屋ホテルに泊まります。箱根湯本駅から、早川を渡ってすぐでした。
部屋はオーソドックスな作りでした。
トレインビュー(ステーションビューだったかも)を指定したので、箱根湯本駅が見えます。箱根登山鉄道やロマンスカーが出入りしている様を眺めることができる部屋です。
オーソドックスな作りでしたが、改装されてちょっと不思議なことになっている部分もありました。この写真はベッドの反対側で、左が入り口、右が部屋の中です。左から見てみると、洗面所、お茶や冷蔵庫、テレビ、机と並んでいます。
この、洗面所と冷蔵庫は、いわゆる通路に設置されていました。ちょっと違和感がありました。
■夕食は一階
夕食は一階のレストラン、桂です。お品書きが置かれていて、それを見ると、かなりの量が出るみたいです。
膳彩から甘味まで、どれも綺麗な盛り付けで、とても美味しくいただきました。ひとつひとつが丁寧に作られていると感じました。
お腹もいっぱいになったし、風呂にも入ったし、今日はこれで寝ることにします。