書店の洋書コーナーで、面白い本を買いました。
ニューヨークのマンハッタンにあるスイーツ店を紹介しつつ、時々、お菓子のレシピも掲載してます。ページをめくりながら、食べる場面を想像するのも楽しいです。実際に行くのは、お金と時間がかなり必要ですが、本と想像だけなら簡単です。
書名:NEW YORK SWEETS
価格:$29.95 (書店だと4〜5千円位)
著者:SUSAN PEAR MEISEL
ISBN 978-0-8478-3961-2
ニューヨークに何度か行って感じたことは、「アメリカ人は砂糖、油、炭酸が大好き」なんだということです。これらを全て満たすのがファストフードで、ハンバーガー + コーラ、ドーナツ + コーラ といった組み合わせが相変わらず売れている要因だとも思います。私も、その組み合わせは大好きです。そうそう、甘さと言えば、スーパーマーケットで買った「ニューヨーク・チーズケーキ」は衝撃的でした。激甘ケーキで喉が焼ける思いをしたのは、後にも先にもその時だけです。
健康に良いかどうかなんて、そういうことは気にせずに、美味しく楽しく食べるのもいいんじゃないでしょうか。たまに、ならば。
また、健康に気を使って「オーガニック」とか言っている一方で、合成着色料たっぷりと思われるドギツイ色のお菓子も売られているのは、非常に面白かったです。いわゆる駄菓子屋みたいな店では、1ドル前後のドギツイ色の甘いお菓子が山積みで売られていましたね。最近では、日本でも輸入食材を扱う店が増えて、外国のお菓子は珍しくはないです。ですが、現地だと買い物するという行為が、一種のアトラクションに感じられます。
自分は、どちらかというと駄菓子屋やドラッグストア(DUANE reade)で買っていたので、紹介されているような店は行ったことがありません。日本にあるDEAN & DELUCAには行ったことがあるので、その辺のレベルの店を想像しながら読んでいます。ケーキやパンは、ひとつ500〜1,000円位なんでしょうかね。価格的なことは書かれていないので分かりませんが。
一番気になったのが、DOUGHNUT PLANT (P.72) です。日本に進出してきたときに、日本には無かった巨大さと甘さに惹かれて、白金や品川で何度も購入しました。最近は元気が無いようですが、本国の方はまだまだ繁盛しているのでしょうか。
この写真集の主役はお菓子やパンです。店内の写真は、ほとんどんありません。店内写真がもっとあれば、買い物している人たちの写真があれば、もっと買い物している場面が想像できて楽しいのですが。それは他の本を探してみることにします。