今日は2002年11月14日(木)です。自由の女神、そして崩落してしまったWorld Trade Center跡地に行ってみます。
※2021年4月投稿 : 文書記録が無いため、全て記憶に頼って作成しています。
■自由の女神 (Statue of Liberty)
バッテリー・パークの乗船チケット売り場に行くと、貼り紙がありました。リバティー島には渡れるけど、自由の女神像の中には入れないそうです。
船の乗り場では警察が不審者の監視をしていました。昨年のテロで世界貿易センタービルが崩落した後、自由の女神が次のターゲットになる可能性があるということも言われていましたからね。心理的に追い込むこともテロの戦法らしいですから、アメリカの象徴を破壊するのは理にかなっています。
船が出て振り返ると、マンハッタン島が見えますが、あぁ、やっぱりWorld Trade Centerのツインビルは無くなってます。またNo.2ビルの屋上に行きたかった。
リバティー島に近づいてきました!
リバティー島の船着場。そういえば、木製桟橋ですね。
自由の女神を正面から! あれっ!? もしかして、初めてリバティー島に来たかも。1999年の出張で半年近くも住んでいたのに、あの時はなんで来なかったんだろう。
自由の女神の周りをぐるっと歩いていると、ちょうど松明のところに太陽がかかっていました。
リバティー島のカフェで昼を食べていると、鳥が来るくる、大挙して押し寄せて来ます。マンハッタンでもホットドッグを食べていると鳩がやってくるし、ニューヨークの鳥は人間を恐れていないんですね。そして、スズメが日本と少し顔が違います。外人スズメ?
■エリス島 (Elise Island)
船はリバティー島の次に、エリス島にも停まります。エリス島は移住者の登録機関があったとのことで、その施設が今も残っていました。
ニューヨークに到着した移民はこのホールに集められ、手続きを行っていたそうです。
エリス島から見たマンハッタン島。
さて、それでは船でマンハッタンに戻ります。
■ The Spere
World Trade Centerがどうなったのか気になるので、そこにも行ってみることにします。
バッテリーパークを通ると、World Trade Centerの広場に設置されていたスフィア(The Spere)がありました。9.11のテロでも破壊されずに残って、ここに移設されたようです。もっと完全な球体だったはずですが、ビル崩落のせいで歪んでしまったんですね。
■Wall Street
バッテリーパークから世界貿易センター跡地までは、ウォール・ストリートを通って歩いて行くことにします。
ニューヨーク証券取引所に着きました。この大きな星条旗は以前は無かったような気がします。愛国心の現れとして掲げられているのでしょうね。
証券取引所の前にはスーツ姿の人が大勢いました。ビジネスは通常モードに戻っているのでしょうか。
ウォール・ストリートの脇道から見えるトリニティー教会。9.11の時には怪我人の手当を行う場所になったのだとか。
■世界貿易センタービル跡地 (World Trade Center)
「世界貿易センタービル跡地」、この場所を表現するときは「跡地」という言葉が付いてしまいます。それぞれが信じる「正義」がぶつかって、悲惨な結果となってしまった場所です。十字架の形をした鉄骨が崩れたビルの中で残っていて、ここにそのまま設置されています。
2001年10月に訪れた時は、舞い上がった砂埃が収まらず、ここに近づくことすらできませんでした。
そして、ワールド・トレード・センター近くには、尋ね人の掲示、無くなった方の遺品、遺族の思いが塀にびっしりと貼られていました。
そして、ワールド・トレード・センター近くのスターバックス。こちらは確か、懸命に救助する消防士たちに食事を提供していたと報道されていたように記憶しています。店内には千羽鶴が掲げられていました。
■ブルックリン橋 (Brookly Bridge)
記事が長くなってしまったので、続きは新しく投稿します。