3泊4日の那覇旅行も今日が最終日。
東京に戻る日はいつも、もっと旅行していたいという思いが強くなり寂しくなります。
■沖縄ハーバービューホテル 朝食ブッフェ プランタン 08:00
朝食ブッフェは庭が見える席に座れました。沖縄ハーバービューホテルのレストラン「プランタン」は、部屋の広さはそれほどではないのですが多様な料理を並べてくれて、食事がとても楽しくなります。
一皿目はサラダとアーサ入り卵焼き。サラダには今日も「たんかんドレッシング」を掛けています。
二皿目は右上から右回りに、人参しりしり、アーサ入り卵焼き / 沖縄そば / 炊き込みご飯 / ゆし豆富 / 野菜炒め。
三皿目はフルーツとヨーグルト。
最後に甘いものを食べたかったので、フレンチトーストにシロップを沢山かけました。調子に乗って食べすぎてしまって、お腹がパンパンです。沖縄の料理って美味しいんですよね。特に人参しりしりは、ドンブリで食べたくなるほどです。
一階レセプション前の水槽を見ると、ホテルの方が餌を入れていて熱帯魚たちが忙しそうに食事をしています。あっ、ハリセンボンもいました。水槽を覗くと、こっちに近づいて来ます。もっと食べたいのかもしれませんねぇ。
ホテル1階にはショップ「南々風」があって、お土産や食品なども売っています。ふらっと覗いたら、探していたものを見つけました。
それは、沖縄のアナナスフーズのジャムです。2021年3月にANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートに宿泊した際、クラブラウンジ に置いてあった「紅芋ジャム」。それがここにありました!
紅芋ジャムという名前ですが、日本人的には「紅芋あんこ」です。紅芋を練りこんだパンに、ひと瓶全部を乗せて食べたら美味しくて、その後も通販サイトを探しまくりました。でも、どこも品切れで諦めていたんです。それが今、ここで買えました。
とはいうものの、今回は帰りの便もLCCなんです。重くなるので、そんなに瓶ジャムを大量に買うわけにはいきませんし、賞味期限もあります。在庫全部を買い占めたい衝動を抑えて、紅芋を含め置いてあった4種類を買いました。
さあ、帰りの支度をしなくては、飛行機は13:10那覇空港発のビーチ航空です。早めに空港に行っておいた方が良さそうです。
部屋に戻って収納した着替えなどをまたカバンに戻しました。もう少し、那覇にいたいですね。でも、今回はクラブラウンジ を十分に堪能できました。紅芋ジャムも買えたし。でも、朝食もラウンジ だったらもっと良かったのですが、そこはコロナ感染が終息しない現状では仕方ないので諦めるしかありません。
そうそう、最後にラウンジ でお茶を飲むことも考えましたが、ラウンジ の利用は10時からでした。その前にチェックアウトしてしまうし、チェックアウトしたらカードキーを返してしまうので、残念ですが今日は使えないですね。
■那覇空港 10:30
通常は2時間前に空港に入ることを推奨されています。ですが、最近の報道で「マスク装着を断ってゴネる人」や「新型コロナ感染が空港で判明した人」などのことが伝えられています。そういう状況が発生すると、あっという間に1時間や2時間のロスが予測できました。ですので、早すぎるとは思いましたが3時間近く前に那覇空港に入りました。
ピーチ航空のカウンターを見つけました。
預ける荷物はありませんから、自動チェックイン機で手続きするだけです。
その前に、念のため荷物の重量を確認してみると、
あっ、しまった。7kgを超えてます。ちょっと中身を2人で分散した方が良さそうです。
バッグのサイズがオーバーしていると思って、係りの人に「ソフトバッグだから潰せばいいですか?」と確認すると、サイズオーバーでは無いとのことでした。ジェットスターは縦・横・高さがそれぞれ決まっていましたが、ピーチ航空は3辺の長さの合計が決まっていました。
搭乗手続きの方は、さすがに早すぎたようです。チェックイン機には「搭乗手続きは出発予定時刻の90分前から承ります」と表示されてしまいました。
ちょっと空港内をブラブラしてみると、ポケモンだらけのスペースを見つけました。子供が一緒だったら喜びそうです。
このポケモンスペースの上はフードコートになっていて、飛行機がよく見えました。ただ、フードコードは営業していなくて、ただの休憩スペースになっています。嬉しいことに、壁際にはコンセントがあって、iPhoneの充電もできました。
天井の照明が窓に映って、なんだか航路を表しているようにも見えますね。
飛び立つ飛行機を見たり、グランドスタッフが走らせる車輌を見たり、スマートフォンで昼食をとるレストランを調べたりしているうちに、結構な時間が過ぎました。
そろそろチェックインしましょう。
■ピーチ航空チェックイン 11:45 (出発予定13:10まで85分)
まずはバッグの重さを計りましたが、中身を分散させたので二人ともバッチリ7kg未満になりました。
あっ、チェックインできそうです。
チェックインが完了して、搭乗券が出てきました!
■昼食 ケンミン食堂 12:00
那覇空港でお昼を食べようと、さきほどの待ち時間で調べておきました。「沖縄家庭料理の店 ケンミン食堂」は、空港ターミナルの端っこの方にあって遠いのですが、最後は沖縄料理を食べたいので行ってみました。
あっ、スカイマークの整備士?と思われる方が入ろうとしています。他にも空港で働く方がやってきました。これは、期待できるかもしれません。
えぇっ!? スゴイ、安い! とても空港内レストランの値段とは思えません。羽田空港だと1,000円以下なんてありえないですよ。一人分で2,000円を許容できないと、メニューの選択肢はとても限られてしまいます。
ゴーヤチャンプルー定食(690円)にしました。やっぱり美味しい。このケンミン食堂も含めて、沖縄で食べたゴーヤは全部美味しかったです。なんだろう、全体的に味が尖っていないように感じます。苦瓜という呼び方もありますが、ほぼ苦味は抜けています。でも、ゴーヤの存在感はあります。ランチョンミートや卵などとのバランスなんでしょうか? それとも、醤油が東京とは違うのでしょうか。理由はわかりませんが、毎日でも食べたくなることには違いありません。
そうそう、ご飯は自分で盛り付けするので、超大盛りの方もいました。
そして、沖縄そば小(490円)はスープが美味しかったです。
■搭乗ゲート 12:30
保安検査は空いてますね。もっと混雑しているかと思っていました。カバンも上着もトレーに乗せて、パソコンやiPhoneも財布も全てトレーに乗せました。いつも心配になるのは、多くの人がいる解放的な空間で、全てをトレーに載せることです。係りの方が紛失したり、よその乗客が持って行ってしまったりということになると、自分を証明するものが何も無いので、ただの不審者になる可能性もあるんです。国内でも海外でも、そんな事態になったことはまだ一度もありませんが、いつも心配になります。そして、金属探知機を通ったら一発OKでした。これまでに金属探知機で引っかかったことは1回だけあります。どこの空港だか忘れましたが、ベルトの金具がダメでした。ベルトを取ったらOKだったので、特に問題にはなりませんでしたが、あの時は飛行機に乗れないかもしれないという考えがよぎって、少し心配になったことを思い出しました。
搭乗口近くで飛行機を待っていたのですが、ここで思い出しました。今日はブルーシールを食べてません。もう、ここ那覇空港が最後の機会です。ソフトクリームを売っているANA FESTAまで200mくらいありましたが、早足で買いに行きました。
ゲットしました、ブルーシールのソフトクリーム! 今回は紅芋です。毎度、毎度、那覇空港では必ず食べています。
前回の2021年3月はバニラでした。
その前、2017年2月は紅芋でしたね。この時は、東京に帰ってからも銀座わしたショップや福生のブルーシールに行って、紅芋ソフトクリームを食べてました。
そうこうしているうちに、搭乗が始まりました。ピーチ航空は全日空グループですので、全日空の通路というか、資材というか、そういうものが目につきます。そういえば、往路のジェットスターは日本航空グループですから、降機するときのタラップはJALマークでした。
ボーディングブリッジを歩かせてくれるみたいです。
飛行機の入り口に到着しました。ピーチ航空は2019年12月の台湾旅行以来です。
うん、やっぱりLCCですね。シートピッチは狭いです。そして、テレビモニターが座席にも天井にも無いため、CAさんが実地で安全装備の説明をしてくれます。
ほぼ定刻で動き出しました。
駐機している、JALのジンベイザメ塗装機がいました! 内装もジンベイザメなのでしょうか?
そして、那覇空港は自衛隊と共用なので、たくさんの自衛隊機がいました。戦闘機は領空侵犯を検知すると、ここから発進していきます。ポケモン近くのフードコートで時間を潰しているときにも、何機も飛び立って行きました。
ほどなくして、無事に離陸してまいました。
さようなら、沖縄。
また、絶対にゴーヤとブルーシールを食べにきます。
青い空と白い雲、そして眼下には青い海。他にもなにもありません。ひたすら太平洋を北上していきます。
富士山が見たくて左側の席にすわったのですが、ちょっと遠いみたいで、霞んで見えました。
■成田空港 15:30
すっかり勘違いしていました。なんだか随分と広い海岸の上を飛ぶなぁ、工場とか高層ビルが見えないなぁと思っていたのですが、今回は羽田空港着ではなくて成田空港着でした。飛行機は、九十九里浜の上空から内陸にアプローチして行きました。
見渡す限り、田んぼが続いています。
そして、成田空港が近づいてくると、今度はゴルフコースだらけになってきました。
タッチダウン直前、自機の影が空港内の地面に写っていました。確か、この機体はエアバスA320だと思うので、あの影は全長40メートル近いということになりますね。小さく見えるけれど、結構なサイズです。
成田空港に無事にタッチダウンしました。ウミガメを描いた全日空フライング・ホヌ(エアバスA380)の後ろ側を通っていきます。ですが、この2機はエンジンにオレンジ色のカバーでフタをしているようです。飛ぶ機会が少ないため、ゴミや鳥が入らないようにしているんでしょう。
コロナの感染拡大がなくて、海外旅行が自由に行けたなら、今年はあのフライング・ホヌに乗ってハワイに行くつもりだったんです。悔しいけれど、今回の沖縄も楽しかったので、しばらくは我慢できると思います。
なんだか、すごい場所に止まりました。空港ターミナルが全く見えません。
ターミナルまでバス送迎とのことです。
やっぱり、タラップですね。ボーディングブリッジではありませんでした。
そして、やっぱり、バスでターミナルまで行くようです。
成田空港でLCC利用は、台湾と那覇の2回ですが、全てタラップ&バスでした。LCC専用の第3ターミナルならわかりますが、ここは第一ターミナルなんですよね。ボーディングブリッジって利用料が高いのでしょうか。タラップ&バスも結構な人手(お金)がかかってるように見えるのですが。
ということで、成田空港第一ターミナルに戻ってきました。人が少なすぎて寂しいなぁ。2018年、成田空港からハワイに行きましたが、その時は旅行客で賑わっていたんですよね。
トイレ休憩するために、第一ターミナルの端っこに来たら、ヘンテコなオブジェがありました。なんでしょうね、これ?
なんだか疲れたので、マクドナルドでコーラを飲もうと思います。
ショッピング街を歩いと行くと、ほぼ閉店してます。
空港は営業しているのに、ショップはほぼ全滅です。
こんなに寂しい成田空港は初めてです。
■成田空港内のマクドナルド 16:30
やっとマクドナルドを見つけました。ここしか開いていないのに、空いています。空港の利用客が少な過ぎるのか、ショップが閉まっているために皆さん早々に移動してしまうのか。どっちなのか、ではなく両方ですね。
あっ、なんだか懐かしい味!
コーヒーが不味いとか、油っぽいものだけとか、なんだかんだと文句は言いますが、どこに行ってもマクドナルドはあるので、いつもお世話になってます。2000年代には何度もニューヨークに行きましたが、マンハッタンで最初に食べるのはマクドナルドと決めたましたし。味が分かっている安心感というのは大きいですね。
30分ほど休憩して、iPhoneも充電しました。いつもなら、さあ空港で夕飯だ!となるのですが。
夕飯かぁ、うーん、さきほどのショップの営業状況を見ると、レストランもあまり期待できない感じがします。もう東京に帰って、自宅の近くで夕食をとることにします。
今回の沖縄旅行は、沖縄ハーバービューホテル滞在を中心にしました。特に景勝地や施設に行かなくても、ホテルステイが主になっても、なかなかに楽しいことが分かりました。でも、クラブラウンジ が使えたことは良かった。それがあってのホテルステイでした。
いつもなら、旅行が終わって帰ってくると、次の旅行について考えます。それが生活のモチベーションにもなっています。でも、新型コロナがなかなか収まらない、対処方法や行動様式が確立されていない状況としては、次の旅行を考える気にならないのが正直なところです。
とりあえず、食べて、寝ます。遊ぶためには健康であることが絶対条件ですし、体力と金を蓄えて、次の旅行に備えます。