海外旅行の必需品として、クレジットカードがあげられる。旅行する機会が増えた2000年頃にゴールドカードにした。それ以降、これまでの旅行で便利に感じたことをあげてみる。
※現在、メインはUCカード(VISA)、サブにDCカード(MASTER)を使用している。
■旅行保険
海外旅行のたびに保険に加入すると、結構な出費になる。家族で数日の旅行をするだけで、カード年会費(1万円)以上の保険料が必要となる。クレジットカードには旅行保険が付帯しているので、事前の契約も申請も不要だ。ただ、カードの保険だけでは足りないということも言われている。足りないと思う場合は、その分を個別に追加契約すれば良いと思う。
これまでに、付帯保険には3回ほどお世話になっている。1998年プーケット帰国時に妻が成田空港で、2001年ニューヨーク帰国時に子供が成田空港で、 2005年サイパン帰国後に私が街の医院で。いずれも処方はビタミン剤程度で、1万円に満たない金額だったが、保険で全額カバーされるというのは安心だ。
■身分証明(支払能力証明)
ホテルにチェックインするときに、クレジットカードの提示を求められることがある。ただ、利用明細などにサインをすることはない(まだ、何も利用していないし)。宿泊するこちらの支払い能力を確認しているらしい。
■支払い
高額紙幣が嫌われることがある。ニューヨークのスターバックスで、コーヒーとパンの合計$10程度の支払いで$100札を出したが、最初は受取りを拒否された。逆に、スーパーマーケットでは$10に満たない買い物でも、カード払いは何事も無く可能だ。現金よりも信用されているというか、店側も偽金を掴まされるのはいやだし、店内に現金を置いておきたくないということもあるのかもしれない。利用者からすれば、 多額の現金を持ち歩かなくていいという点で安心だ。
また、これもニューヨークだが、$10の買い物で$20の伝票をきってもらって、$10の現金をバックしてもらうという場面を目撃した。銀行でなくても、現金を引き出すことが可能らしい。 自分で試したことはないが。(借金であることに変わりはないが)
■空港ラウンジ
自分の使っているクレジットカードは、国内空港だけだがラウンジが使用できる。あわただしい出発前の時間で、ゆっくりと一息つくことができる。早めに着いてしまったときでも、開いている喫茶店を探してうろうろすることもない。また、空港とはいえ、トイレが特別に広いわけではないので、荷物の置き場に困ることがある。そんなとき、ラウンジでトイレを利用できるのは非常に助かる。
羽田空港第二ターミナル北ピア4階のラウンジが、とても好きだ。飛行機を見ながら、ゆっくりと出発までの時間を過ごすことができる。
■家族カードが無料
家族カードが無料で作れる。ということで、妻の分は家族カードにしている。利用枠が親カードとの合算になること以外は、普通の一枚のカードとして利用できる。年会費が実質半額になるので、お得だ。
■一般カードとゴールドカード
ゴールドカードだから、店員の対応が良くなるなどといったことは一度も無い。普通のサラリーマンでも持つことができるカードで、特に 一般カードとの格差を感じたことも無い。上に記述した付帯保険やラウンジは、ゴールドカードの年会費でサービスを買ったと考えている。ただ、航空券を買って、ホテル宿泊代を支払って、現地で遊んで、買い物して、となると利用限度額が高いゴールドカードの方が余裕がある。生活に関わる電気、ガス、電話などの支払いもカードにしているので、なおさら、利用限度額の高さは嬉しい。
付帯保険で子供の分もカバーされていたのだが、満19歳未満までが対象だった。
今年、19歳になるのだが、保険のためだけに家族カードを作ろうかと思っている。
ただし、本人には絶対に使わせずに、保管するだけになると思うが。