※プーケット旅行はメモが無く、 全て記憶に頼って書いている。
※ 2009.09.05作成
■きっかけは写真
ふと目にした雑誌(ダイビング系の雑誌だと思う)の写真が、人生初の海外旅行先として、プーケットに行くきっかけとなった。
雑誌のグラビアのページには、東京近郊では見たことが無い、青い海(正確には緑と言うべきかもしれない)が写っていた。 そこに行ってみたい、自分の目で見てみたいという衝動にかられ、小さく書かれていた「プーケット島」の文字を頼りに、ガイドブックを買い、パック旅行を申し込んだ。初海外旅行の準備をしていく中で、人生初の体験もあった。
1.初のパスポート作成
有楽町の交通会館まで「本人」が受取り行かないといけないし、親ですら代理人になれない。パスポートは「日本人証明書」なので、住所の記載が無い。国内で本人証明書として使われる運転免許証、健康保険証には住所が記載されるので、パスポートの住所不記載は不思議な感じだ。
2.初の旅行保険購入
海外旅行中の怪我や病気に、日本の健康保険が適用されないことは知らなかった。別途、損害保険の契約をした。
3.初の外貨購入
初めて、日本円以外のお金を使うことになった。確か、1バーツが3.6円くらいだったと思う。
4.初の成田空港
テレビで三里塚闘争を見たことがある。また、お茶の水駅前で、明治大学の学生が白ヘルメット&マスクで配っている「成田空港反対」ビラをもらったこともある。そんな過去がある成田空港に、初めて行くことになった。国際空港といえば羽田という世代なので、新東京国際空港という名称も含めて違和感が少しある。
■あわや乗り遅れ
成田空港は寒かった、本当に寒かった。なんで、こんなに空調を効かせているのか分からない。 妻はお腹の調子が良くないのか、トイレに行ってしまった。飛行機が出るまでに、もう20分も無い。
やっと出てきたので、搭乗ゲートに早足で急いだ。グランド・スタッフが「タイ国際航空405便にご搭乗のお客さまはいらっしゃいますか!」と叫んでいるので、「はいっ!乗りますっ!」と、こちらも叫んで乗せてもらうことができた。飛行機は乗り遅れたら、チケットが無効になるし、次の便に乗るなら自腹でチケットを追加購入しなくてはいけない。なんとか乗ることができて、ホッとした。
■機内食
機内食は2種類から選ぶことができる。子供がフィッシュ・カレーがいいというので、タイ人のスチュワーデスにお願いすると、困った顔をされてしまった。日本人クルーが横から、「カレーは辛いので、お子様はお避けになった方がいいですよ」とのこと。自分はカレーだが、妻と子供はもう一種類の方(どんなメニューだか忘れたが)になった。確かに、子供には辛いかもしれない味付けだった。
■乗り換え
バンコクに着くと、乗り換えだと言われて全員降ろされた。旅行会社は往復とも直行便だと言っていたような気がしたが、仕方ない。 タラップを降りる時に、プーケット行きと○○行き(忘れた)で違う色のシールを胸に貼られた。その色に従って、バスを振り分けられ空港ターミナルに移動した。
ターミナルで乗り換え先のゲートに移動して、ポーッと待つことになった。ちょっと不安なので、ゲート係員に「プーケット行きはこのゲートでいいのか」と尋ねたが、こっちの英語が無茶苦茶だったのでうまく伝わらなかった。が、とりあえずプーケット行きの便には乗ることができた。
■プーケット空港到着
空港ではツアーの現地係員が出迎えてくれた。航空券を預け、8人乗りくらいの車でホテルに移動した。同乗者は、自分達家族の他にはスーツ姿のサラリーマンのみ。リゾート地に、スーツ姿で一人旅行?事情がありそうだが、それは話題にしなかった。
移動中の車の中では、現地係員が「ボク、象さん好き?象に乗ることできるよ。楽しいよ。」としきりに子供に勧めて来る。まあ、象に乗るなんて機会は滅多に無いから、お願いすることにした。
■ホテル到着 ( Patong Beach Hotel )
ホテルに到着すると、辺りは暗くなっていた。ホテルは、庭で松明が燃えていたりして、なんだか、リゾート気分満点だ。
現地係員がチェックイン手続きをしてくれている間に、ふとスーツケースを見ると鍵が開いている!何も盗られていないようだが、やばかった。盗難も困るが、輸送中に開いて、中身が飛び出してしまっても困る。次は気をつけよう。
チェックイン手続きが終わると、ホテルのクーポンを説明してくれた。飲み物が無料になったり、ムエタイの試合が安く見られたりするらしい。
部屋には、ミネラルウォーターが2本、ウェルカムフルーツがあった。日本の旅館なら、饅頭と緑茶というところだろう。風呂がガラス張りになっていて(カーテンあり)、セミダブル・ベッドだが、とても広い。しかも、バルコニーまで付いている。なかなか、いい部屋なのだが、難点はドアのロックがグラグラになっていて、軽く体当たりするだけで壊れてしまいそうなことだ。
今日は、長距離の移動で疲れたので、遊ぶことも無く寝ることにした。