■早起き
07:00
昨日の朝、7時過ぎにEBISUYAに行ったが、パンが焼けておらず陳列棚が空っぽだった。
なので、ゆっくりと起きてから、のんびりと行こうと考えていた。はずなのに、早く寝てしまったために、7時前に起きてしまった。う〜ん、何をしようか、ホテルの周囲で撮影でもしようか。
ホテル前の海、道を行き交う車などをビデオに収めた。海は犬を散歩させる人がいるくらいで、非常に静かだ。遠くを船が通り過ぎたり、鳥の声が聞こえたりとなんだか、心が落ち着く。
ホテルのプールも朝は誰もいない
色は薄いが、虹が見えた。
船ものんびりと進む。
しかし、道路のほうは既に通勤ラッシュなのか、信号待ちにたくさんの車が引っかかっている。この狭いサイパンのどこにこんなに車があるのか、と不思議でしょうがない。
ジョーテン・センターの近くでは、
道路は通勤ラッシュが発生している。
コーラの広告?
レンタル・スクーターだが、乗っている人を見たことが無い。
08:00
妻と子供も起きてきたので、予定どおりEBISUYAで朝食。パンはまだ焼けていなかった。パン焼きの作業は一生懸命にやっているので、もしかしたら、どこかに卸すものを先に焼いているのかもしれない。とはいうものの、店頭に売り物のパンが無いというのも何だか変だ。こんなにのんびりで商売になるのだろうか。
■マウントカーメル教会
白い奇麗な教会。
朝食を食べ終わって、ペイレスマーケット近くのマウントカーメル教会を見学することにした。この教会には昨日も来たのだが、葬式だったようで入ることができずにいた。今日も正面玄関は閉まっていたが、右側の横のドアから、観光バスの客が出入りしている。そこから、一緒に入ってみた。
中もとても奇麗。
イエス・キリストが十字架から降ろされたところ?
ヨハネ・パウロ2世も来たのかな?
石造りで、正面には大きな像や絵が飾られている。カトリック系の教会というのは、音響、装飾ともにすばらしい。本当にうらやましい。ステンドグラス、聖水、納骨堂、イエス様の十字架などが会堂内にたくさんあり、どれも非常にきれいだ。
近くには、「戦没日本人の碑」もある。
■帰り支度
今日は、12:50に旅行社の人がホテルまで迎えに来ることになっている。教会の装飾品などを一通り堪能して、ホテルにとんぼ返りだ。
ホテルのベランダからの眺め。
いつものことだが、帰り支度というのは寂しい。旅行という非現実の世界から、現実世界に戻る準備をしているからだ。来た時は、部屋の家具に洋服や荷物を生活しやすいようにしまったのだが、今度はそれらをスーツケースにしまうことになる。全ての荷物を片付けて、ベッドメイクのチップ($5.00)をメッセージと共に置いてきた。
Thank you for your jbo.
Thanks Saipan Grand Hotel.
Thanks Saipan.
I will be back.
文法的自信は無いが、感謝の気持ちを込めて書いた。「I will be back」はターミネーターの台詞だったと思う。
■Check out
ホテルをチェックアウトするために、Recieptionへ。部屋のUpgrade代が含まれていて、ツアー代金と異なるせいか、清算に戸惑っている。ツアー客でUpgradeする人は少ないのだろうか。事情を知っているらしい日本人のマネージャーが、横から「Upgrade差額だから」みたいなことを代わりに説明してくれた。
■お土産追加
お土産の数が不安だったので、Johten’sへ調達に行った。その間、スーツケースを預け、妻と子供は無料券をもらったインターネットスペースで暇つぶし。Johten’sで小さめのトートバッグを5個ほど購入。これぐらいあれば、お土産を渡す先が多少、増えても大丈夫だろう。
ホテルに戻ると、二人ともすっかり飽きていた。無料で使えるPCの液晶の色が変で、遊べない。こんなに赤みが強い液晶は初めて見た。塩の影響だろうか?
ホテルのロビー
■DFS
13:00
ロビーで(とはいっても吹きさらしだ)ボーッとしていると、迎えのバスが来た。最後はDFSを経由して空港に向かう。DFSのTiffanyに寄ったが、店員の女性(現地の人?)は日本語まじりの英語で、非常にいい感じだ。押しつけっぽくない営業態度だ。こちらは英語まじりの日本語だったが、結構楽しく買い物ができた。最初は、$500位の商品を勧めてきたが、予算は$100〜$200であると説明すると、その価格帯でいくつか出してくれた。結局、妻用にネックレス($175)を購入。
ガラパン地区にある「れそたる屋」。れんたる屋ではない。
■昼食はカプリチョーザ
マリアナビーチプレスに載っていた、DFS近くのカプリチョーザで昼食。大盛りカルボナーラ、シーザーサラダ、ミニピザを各1。ミニピザは、現地の情報誌「マリアナビーチプレス」に付いていた無料券だ。ドリンクも一人にひとつずつ注文。注文とりから始まって、料理を持ってくる時、食べている時、店員がとても楽しそうに話す。こちらもなんだか楽しくなる。こういう、明るいところはアメリカ文化のいいところだろう。
料理が揃って、驚いた。ものすごい量がある。カルボナーラは、軽く3人前はある。全部たいらげると、3人ともお腹がパンパンの状態になってしまった。
カルボナーが大量。
■空港へ
パンパンのお腹を抱え、バスの集合場所へ。ここで、帰りの航空券を渡された。ホッと安心した。初日に回収されたままで不安だったが、これで日本に帰れる。半分ほど席が埋まった大型の観光バスに乗り、一路空港へ。
バスは山道を抜けて行く。来た時は、空港からホテルを順番に回るため、南から北に向かって、海沿いを走った。だが、帰りは、DFSから空港への山道を最短ルートで走っているらしい。やがて、視界が開け、空港が見えてきた。
■搭乗手続き
日本への飛行機は、日に数便しかないので、一斉に日本人が集まってきた。エコノミーで、30分以上待つ自分達を尻目に、となりのラインはゴルフバッグの集団がどんどん搭乗手続きをしている。スイスイと列が進むのは悔しいが、あちらはビジネスクラスらしい。30分程度の待ち時間を解消するために、何万円も追加するのはいやなので、じっと列が進むのを待った。
金属探知機のゲートをくぐる時、スチュワーデス(日本人)が何度やっても引っかかっている。「あたしは乗務員なのよっ!早くしてよっ!」という感じの、自分は特権階級なんだぞ、という表情をしている。スチュワーデスって、そんなに偉いのか?この人、自分達が乗ったNorthwest機の乗務員だった。機内では、ちゃんと笑顔(営業スマイル)だった。
空港内の売店
帰りの機体。
■機内にて
機内食。鳥カツの親子丼?
機内食はしょぼい。まるで軽食だ、経費削減かな。しかし、サイパンを夕方発だったため、飛行機の窓からは美しい夕焼けを見ることができた。雲の上から見る夕焼けは、太陽が下から雲の中を照らして、少し幻想的だ。雲が燃えているように見える。
成田まで一時間を切った頃、左目が痒くなった。擦ると、まゆげの皮膚の下が腫れるように痛くて、呼吸を整える必要があるほどだった。内出血しているかもしれない。成田空港の病院に行って診てもらおう。クレジットカードの保険が使えるので、それで払えばいいし。他には、特にトラブルもなく無事、成田空港にTouch downした。
■空港診療所
サイパンから戻ると、成田空港が超巨大空港に見える。入国審査、税関を通り、病院に直行したが、すでに診療時間は終わっていた。保険会社に電話すると、帰国後72時間以内であれば、旅行保険で扱えるとのことだ。明日、会社近くの病院に行ってみよう。
■かんぱち君
22:00
自宅に到着。妻は、「サイパンダチョコ」を持って、預けたハムスター(かんぱち君)を引き取りに友人宅に行った。かんぱちは、友人宅で環境が変わったせいで、落ち着かなかったようだ。普段は夜中にならないと起きてこないのに、夕方から遊んでいたみたいだ。
とりあえず、スーツケースの中身を全部出して、所定の位置に収納した。もちろん、汚れ物は洗濯カゴへ。この片づけを後回しにすると、面倒になって、スーツケースがなかなか片付かない。
ちょっと、お土産を買い過ぎたか (^^;
■次はニューヨーク!
ちょっと疲れたが、楽しい旅行だった。大人の都合だけで行動してしまったので、子供が楽しかったか、ちょっと不安だ。だが、元々、今回の旅行は計画していなかったものだった。子供が部活で吹奏楽を始めてクラリネットを買ったため、今年は旅行に行かない予定だった。(楽器がこんなに高価だとは…..(*_*)。
元々、自分が数年かけて貯めたお金で、ニューヨークひとり旅を計画していた。それを話すと、妻が「私もどこかに行きたい!」というので、今回のサイパン旅行となった。まあ、貯金はちゃんと別会計でとってあるから、ニューヨーク旅行は決行できる。冬のニューヨークは経験がないし、2月頃は航空券も安くなるから、その頃にしよう。今回の旅行で余った$200も使ってしまおう。
家族には悪いけど、次はニューヨークひとり旅 (^_^)/
■今日の支出
$5.00 ベッドメイクのチップ
$xx.xx 朝食(EBISUYA)
$10.00 献金(マウントカーメル教会)
$xx.xx お土産(Joeten’s)
$x.xx ジュース(SAIPAN GRAND HOTEL)
$115.00 部屋Upgrade(SAIPAN GRAND HOTEL)
$175.00 ネックレス(Tiffany)
$xx.xx 昼食(カプリチョーザ)
$8.50 ジュース(サイパン空港)
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$xx.xx